『ファインド・アウト』 – 警察が動かないなら自分で探す!警察への皮肉を描いたサスペンス映画

『ファインド・アウト』 – 警察が動かないなら自分で探す!警察への皮肉を描いたサスペンス映画

評価・レビュー

ファインド・アウトは、2012年公開のサスペンス映画です。

ある日、レストランで働いている主人公ジルが、夜勤から帰ってくると同居していた妹のモリーが消えていました。ジルは一年前に拉致・監禁されており、自力でなんとか逃げてきて警察に訴えたのですが、何の証拠も出てこずに虚言癖・妄想症として片づけられてしまいます。

そんな経緯もあり、ジルは自分を拉致した犯人が逃げ延びた自分を再び襲いにきて、代わりに妹を連れて行ったのだと確信します。警察に訴えますが、一年前に精神病院送りになったジルの言うことに誰も耳を傾けてくれません。

そこでジルは、自分でモリーを探し出すことを決意するのでした。そこからモリーを探すために、色々と聞き込みをしながら情報を集め始めるのですが、途中で銃で脅したりしたので逆にジルが警察から追われる身になってしまいます。

果たして、モリーは無事見つかるのか、それともすべてジルの妄想なのか。

こんな感じのストーリーです。全体的な話の運び方は、なかなか見応えがありました。

上映時間も短く(94分)、非常にテンポ良くストーリーが展開していくので、観客を飽きさせません。犯人を追いかける立場と警察に追いかけられる立場が、入れ替わっていく展開がハラハラとさせられます。素人が失踪事件を捜査するという点も、無理な設定がなく「それはないでしょ」的な要素がありません。

自然とジルに感情移入していける点は、うまいなーと思いました。

この映画、サスペンスになると思うのですが、ラストが少しだけあっけなかったかな。最後のセリフはニヤリとしちゃいますけどね。ちなみにレンタルビデオ屋さんでは、アクションコーナーに置いてあり、パッケージもアクション映画っぽいので、アクションシーンを期待して観ると「あれっ?」となります。

この映画のメタファーは、”警察の怠慢”への皮肉だと思います。たしかに妹が誘拐されたと言っているのに、誰も捜査してくれないというのは冷たすぎる気がします。さらに被害者であるはずの主人公を追いかけるという・・・

ただ、警察の立場で考えてみると、一年前の事件でも何も証拠が見つからず、妹がいなくなったと勘だけで主張されても、妄想だとしか思わないかもしれません。実際、そういう人たちを大勢相手にしているでしょうしね。何とも難しいところです。

 

あらすじ

一年前、ジル(アマンダ・セイフライド)は何者かにより拉致・監禁されたと周囲に訴えるが、証拠が一つも出てこなかったため、彼女が抱える心の病による虚言症として片づけられてしまう。ある日、今度はジルの妹モリー(エミリー・ウィッカーシャム)が失踪。自分のときと同様に拉致されたと確信したジルは、姿なき犯人について警察に直訴するが、まともに取り合ってくれない。ジルは誰からの助けも得られないまま、決死の覚悟でモリーの捜索に乗り出す。その捜索の先には、恐るべき真相が待ち受けていた……。

via Movie Walker

ファインド・アウト 予告編

 

キャスト

役名 俳優
ジル アマンダ・セイフライド
モリー エミリー・ウィッカーシャム
パワーズ ダニエル・サンジャタ
シャロン・エイムズ ジェニファー・カーペンター
ビリー セバスチャン・スタン
ピーター・フード ウェス・ベントリー
ミラー ニック・サーシー
ジム ソクラティス・オットー
ニック・マシー ジョエル・デヴィッド・ムーア
エリカ・ロンズデール キャサリン・メーニッヒ
レイ・ボーズマン警部補 マイケル・パレ
ヘンリー・マシー テッド・ルーニー

 

DVD/Blu-ray


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