評価・レビュー
ニコラス・ケイジ演じる主人公 “ロイ” は、強迫性障害を患った詐欺師でとにかく神経質なんです。潔癖症だし、ドアは三回開閉を繰り返さないと開けられないし、よくこんな状態で詐欺師やってられるなーと。
薬がなくなるとブチ切れたりもするし、とにかくぶっ飛んだ役なんですが、見事にニコラス・ケイジがハマってます。ニコラスは二枚目も三枚目の役もどっちもいけますね。さすが第一線で活躍するハリウッド俳優は違います。
最後の方までコメディー調で話は展開していきますが、最後はしっかりサスペンスでやられたなーという感じです。キャッチコピーは「絶対きれいにだまされる」ですが、きれいにだまされてしまいました。
あと、ロイの娘役で出てくるアリソン・ローマンもかわいらしいです。実は娘がいましたって言われて、アリソンちゃんが出てきたら親バカになっちゃいそう。
なんか無性に笑えるし、ストーリーもしっかりしていて見応えのある映画でした。
マッチスティック・メン あらすじ
詐欺師のロイは強迫性障害を患ってしまっており、そのため極度の潔癖症であった。ある日、ついに彼の精神状態はボロボロになり、日常生活にも支障をきたすようになってしまう。彼を心配した相棒のフランクは、彼に精神分析医のクレインを紹介する。
ロイはクレインの元を訪れ、診断を重ねる内に、彼の障害は十年以上前に妻と離婚したことが原因であると考えられること、当時妊娠していた妻は無事に娘を出産していることが告げられる。クレインはロイに、現在14歳になった娘のアンジェラと会うことを薦める。初めは抵抗したロイだったが、自分の娘がどのように成長したのか興味を持ち、ついに彼女と二人で会うことにする。突如現れた家族にお互いに困惑する二人だったが、次第にその関係は良いものへと変わっていく。
そんな親子の交流が深まっていったある日、アンジェラはロイが詐欺師であることを知る。真実を暴かれてしまい、どうして良いのかわからないロイだったが、そんな彼にアンジェラは驚くべき提案をする。なんと彼女も詐欺を手伝いたいというのだ。その提案に強く反対するロイだったが、彼女の熱意に押され、ついに詐欺を手伝わせることにする。丁度この時、フランクが大きな詐欺の仕事を持ちかけてきたため、ロイはこの仕事を手伝わせようと考える。
via Wikipedia
キャスト
役名 | 俳優 |
---|---|
ロイ・ウォラー | ニコラス・ケイジ |
フランク | サム・ロックウェル |
アンジェラ | アリソン・ローマン |
Dr.クレイン | ブルース・アルトマン |
チャック・フレシェット | ブルース・マッギル |
キャシー | シーラ・ケリー |