『ゲド戦記』 – セリフが秀逸!ジブリが贈るファンタジー映画

『ゲド戦記』 – セリフが秀逸!ジブリが贈るファンタジー映画

評価・レビュー

ゲド戦記は、アーシュラ・K・ル=グウィンの小説『ゲド戦記』の主に第3巻”さいはての島へ”を原作とし、宮崎駿の絵物語『シュナの旅』を原案とした長編アニメーション映画です。監督は、宮崎駿の息子”宮崎吾朗”です。

色々と説明不足で意味不明な部分が多かったですが、ファンタジーらしいといえばファンタジーらしいですね。原作が小説の第3巻ですから、端折った部分も多いのでしょう。

色んなところで酷評されていますが、最悪に酷いというほどでもありませんでした。ジブリということでハードルが上がっているんでしょう。とはいっても、良い映画というわけでもないですね。

戦記と言いつつも戦うシーンは少なくて、ひたすら退屈な時間が続くんですよね。アレンも地味で暗いし・・・どうせ原作とは違ってくるんだし、もっと派手に仕上げてたら面白かったかもしれません。

私は、内容云々よりもセリフの方が印象に残りました。メインテーマは“命”で、様々な名言が盛り込まれています。特にテルーの言葉は、シンプルで心に沁みました。この点は素晴らしかったです。

印象に残った名言を一部紹介します。

  • 命を大切にしないやつなんて大っ嫌いだ by.テルー
  • 死ぬことがわかっているから命は大切なんだ by.テルー
  • 人間にとっては、何かをすることのほうが何もしないでいることより、ずっと容易なんだ by.ハイタカ
  • 不死は生を失う事だ、死を拒絶する事は生を拒絶する事なのだぞ by.ハイタカ

テルー、せっかく良いこと言ってるのに、棒読みなんですよね。テルーの棒読みをなんとかしてくれたら、もうちょっと評価は高くしました。

 

あらすじ

物語の舞台は、多島海世界『アースシー』。その世界の均衡が今、崩れつつあった。

魔法使い・ハイタカは、災いをもたらす者を突き止める旅の途中でエンラッドの王子アレンと出会う。父王を刺し、その父の持ち物であった魔法の剣を持って国を出たアレンは、実体の無い『影』に追われ、精神を病むようになっていた。世界を混乱させる力はアレンの頭の中にまで及んでいたのだ。

共に旅をするようになった二人は、ホート・タウンという町に辿りつく。ここでも荒廃は人々を捉えていた。その町外れに住むハイタカの昔馴染・テナーの家に身を寄せる二人。そこには親に捨てられた娘・テルーも住んでいた。共に農園を耕し、暮らす日々。

しかしある日、ハイタカが出かけている隙に近くの城に住む魔法使い・クモの部下がやってきて、テナーを誘拐してしまう。ハイタカを城におびき寄せようというのだ。クモはかつて無法な魔法の使い方を戒められたことから、ハイタカに恨みを持っていた。

via Movie Walker

キャスト

役名 声優
アレン 岡田准一
テルー 手嶌葵
ハイタカ 菅原文太
テナー 風吹ジュン
クモ 田中裕子
ウサギ 香川照之

 

DVD/Blu-ray


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