『裏切りのサーカス』 – 超傑作!一度観ただけでは理解できない難解なサスペンス映画

『裏切りのサーカス』 – 超傑作!一度観ただけでは理解できない難解なサスペンス映画

評価・レビュー

裏切りのサーカスは、元MI6諜報員の経歴を持つ作家ジョン・ル・カレによる人気スパイ小説『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』­を原作とした、2011年公開のサスペンス映画です。

つくづくよくできた映画です。一度目観た時は正直「ポカーン」でしたが、おおよその流れを把握したうえで、もう一度観てみるとその作り込みの凄さに圧倒されました。随所に散りばめられた伏線や各シーンの意味するところが理解できた時は感動すら覚えました。

「一度目、あなたを欺く。二度目、真実が見える」というのがこの映画のキャッチコピーらしいですが、まさにその通りです。説明が最小限に抑えられているので、かなり注意深く観ていないと置いていかれちゃうんですよね。ほんと確信犯的に難しく作られています。

観てみて意味がわからなかったら、解説を読んでみると理解できると思います。よくわかる 『裏切りのサーカス』 全解説というサイトが、これでもかというくらい詳しく解説してくれています。意味不明のまま終わっちゃうと、単なるつまらない映画になっちゃうので、ぜひ解説までをワンセットだと思って観てみてください。

私は、2回観た後に解説を読んで、かなり理解度が深まりました。考えれば考えるほど、よくできた映画です。

裏切りのサーカスを観るうえで、以下の点に注意しておくと、より理解しやすくなると思います。

  • 登場人物の名前をきっちり覚える
  • すべてのシーンに意味がある
  • 時系列は細かい点から読み取る

名前はちゃんと覚えておかないと、途中から誰のことを言っているのかわけわからなくなりますし、時系列も追うのが大変です。

難解な作りですが、その分何度も観て楽しめる映画です。間違いなく傑作ですよ。

 

あらすじ

東西冷戦下、英国情報局秘密情報部MI6とソ連国家保安委員会KGBは熾烈な情報戦を繰り広げていた。そんな中、英国諜報部<サーカス>のリーダー、コントロール(ジョン・ハート)は、組織幹部の中に長年にわたり潜り込んでいるソ連の二重スパイ<もぐら>の存在の情報を掴む。

ハンガリーの将軍が<もぐら>の名前と引き換えに亡命を要求。コントロールは独断で、工作員ジム・プリドー(マーク・ストロング)をブダペストに送り込むが、ジムが撃たれて作戦は失敗に終わる。

責任を問われたコントロールは長年の右腕だった老スパイ、ジョージ・スマイリー(ゲイリー・オールドマン)と共に組織を去ることとなる。直後にコントロールは謎の死を遂げ、引退したスマイリーのもとに<もぐら>を捜し出せという新たな命が下る。

標的は組織幹部である“ティンカー”ことパーシー・アレリン(トビ―・ジョーンズ)、“テイラー”ことビル・ヘイドン(コリン・ファース)、“ソルジャー”ことロイ・ブランド(キアラン・ハインズ)、“プアマン”ことトビー・エスタヘイス(デヴィッド・デンシック)の4人。

過去の記憶を遡り、証言を集め、容疑者を洗いあげていくスマイリー。浮かび上がるソ連の深部情報ソース<ウィッチクラフト>、そしてかつての宿敵・ソ連のスパイ、カーラの影。やがてスマイリーが見い出す意外な裏切り者の正体とは……。

via Movie Walker

裏切りのサーカス 予告編

 

キャスト

役名 俳優
ジョージ・スマイリー ゲイリー・オールドマン
ピーター・ギラム ベネディクト・カンバーバッチ
リッキー・ター トム・ハーディ
コントロール ジョン・ハート
ジム・プリドー マーク・ストロング
パーシー・アレリン トビー・ジョーンズ
ビル・ヘイドン コリン・ファース
ロイ・ブランド キーラン・ハインズ
トビー・エスタヘイス デヴィッド・デンシック
ジェリー・ウェスタビー スティーヴン・グレアム
オリヴァー・レイコン サイモン・マクバーニー
イリーナ スヴェトラーナ・コドチェンコワ
コニー・サックス キャシー・バーク
メンデル ロジャー・ロイド=パック
マッケルヴォア クリスチャン・マッケイ
アレクセイ・ポリヤコフ コンスタンチン・ハベンスキー
カーラ マイケル・サーン

 

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